ブルガリアの町やエリア別INDEX
バルカン半島の退廃美の国。
ブルガリアという国について、旅する前は何もイメージが浮かばなかった。チェコやハンガリーなど、有名な東欧の国々へ、トルコから向かうためには、通らなければならない場所として認識していたのだ。だが、入国してそのイメージは覆された。とても特徴的で美しい国だったのである。
首都ソフィアを筆頭にどの町にも、キラキラした見た目の輝かしい美しさは一切ない。経済的に裕福でないから新しいものなんて存在しない。社会主義体制が崩壊した当時の面影を残す町並みは、時に「灰色」と言われるが、私にはそうは見えなかった。たくましく、つつましやかに生きる人々や、朽ち果てた建物が草木に覆われてゆく様は、無理な経済発展をしてきた国よりも、なんだかごく自然な地球上の営みとして見えたのだった。
※現在、ブルガリアで撮影した写真が少ないため、コンテンツはひとつとなっております。理由は、初めての東欧でビビってカメラを出せなかったこと、アジアから急に東欧旧社会主義国家にやって来て、撮影対象の様相がガラリと変わったこと、不勉強で撮影ポイントが明確でなかったことです。次こそは…ということで、現状では1コンテンツのみですがお楽しみいただければ幸いです。
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ブルガリア国内写真のスペシャルコンテンツ『旅写記』
ブルガリア2004
2004年のブルガリアは、1989年に社会主義政権が倒れて15年の月日が経過していた。生産力を持つ国や外交能力が高い国は、国際社会での地位を高めていったが、ブルガリアは取り残されたと言ってもいい。人々は戸惑い、苦労しながら生活を続けている。国鉄の線路には草が生え、工場の窓ガラスは割れていた。だからダメかというと、それは逆だった。生命の輝きは、そんな物質的なことで決定することができないのだ。
旅行時期:2004年5月
「ブルガリア2004」を見る
リピートしたい場所:ソフィア、ハスコヴォ
次回以降に狙っている未到達の場所:ドナウデルタ、リラの僧院、ソフィア南部のスキー場

